楽しかった介護

色々なお年寄りと出会いました。16年間で何百人の方と出会ったのかな?戦争を経験したお年寄りは、とても強く、とても優しく、物知りだなと思います。少々の事では、負けない精神力を持ち、人生の大先輩。なので、常に利用者様の尊厳を守り、接してきました。プライドを傷つけず、何気なく対応するけど、気を使っていることを利用者様に気づかれないように対応したり、認知症の方の対応も色々ですが失礼のないように対応してきました。

心強いなと思ったのは、息子の反抗期の愚痴を聞いてくれて、「反抗期はあったほうが良いのよ、その分、必ず優しい子になるから大丈夫よ」と励ましてくれて、何だかとても安心したのを覚えています。

今までのブログには、良いことばかり書いてきましたが、大変なことや嫌なこともたくさんありました。

まだ、60代の男性の利用者様とのかかわり方に悩んだり、近すぎず、遠すぎず、距離感を持って接しないといけない時もあり難しさを感じ、ストレスになりました。

今まで、楽しかったことばかり書いてきましたが、正直、現場は大変でした。

介護事故を起こさない、車両事故を起こさない、クレームが無いように対応しないといけない、トイレ介助、入浴介助は、体力勝負、職員と協力して、何とか毎日を乗り越えて来ました。忙しい毎日、「今日も無事に終わったね」と遣り甲斐は十分に感じます。

大変でも、「ありがとう」の言葉ですべてが救われた感じです。

これから、介護の仕事をしてみようと思っているかた、遣り甲斐はありますので是非、チャレンジしてみてください。

まだまだ、色々な事が有りましたが今回はこの辺で終わりにしたいと思います。